東川崎車両区第一工場

Yahoo!ブログの終了に伴い移転してきました。

カテゴリ: 製作・整備

ご訪問頂き有難うございます。

前回からの続きです。
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引続き、鉄コレの京浜急行1000形集中冷房車の新製時仕様を仕上げていきます。

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前回の記事では、車体側の点灯化対応の完了まで終わりましたので、
下回りの対応加工から行っていきます。

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まずは、台車から集電対応に加工していきます。
普段は、車輪をカトーの黒染車輪へ交換し、
集電機構にトミックスの集電シューとスプリングを
取付けるところですが、鉄コレのTH1000台車に対して
カトーの黒染車輪の輪軸長さではブカブカで
とても取付けができないので、
今回はGMのピボット集電の車輪と集電シューを
採用しました。
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加工後の台車です。
これで何とか集電対応化する事ができましたが、
割高なGMのパーツを採用したので、
足回りに関しては高級仕様となってしました。
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続いて車体台枠側の集電化です。
銅テープで通電経路を艤装していきます。
また、車体側のコネクタと繋ぐためのコネクタを銅テープに
半田付けしています。
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これにより、車体側と台枠側のコネクタを繋ぐことで、
安定した通電経路が確保されました。
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コネクタが見える部分は、
カーテンを多めに閉仕様として目隠しを施しています。
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点灯試験です。
良好ですね。

続いて、残りの加工を行います。

この模型のプロトタイプは1000形Fグループの新製時ですから、
連結器は自連型のNCB-Ⅱを艤装しています。
電連は付いていませんから、
電気,空気的な連結はジャンパホースによるものとなります。
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よって、M2c車の前面腰部にはジャンパ栓受が沢山取付けられています。
Fグループ以前から1000形のM2c車の山側には
3連のジャンパ栓受がありましたが、
Fグループは新製時からの冷房と自動幕の装備に伴い、
追加でもう2つ取付けられ、海山合計で5つのジャンパ栓受が
あるのが写真からも見て取れます。

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よって、M2c車の1250号には、
ジャンパ栓合計5本を取付けました。
厳密に言うと、実車では3連ジャンパ以外のそれは
形状や寸法が異なりますが、
模型では全てカトーの230形用のものを
加工して使用しています。


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最後に、M2’車への貫通扉の取付です。
1246号と1248号はM2'車となりますから、
南側の妻部に貫通扉へ貫通扉を取付けています。
トレジャータウンのものを取付けています。

以上で、入線整備は完了です。
M1車を例に、整備前後を比較します。
まずは前面から。
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左:未整備 右:入線整備後
車番やアンテナ、床下機器の取付により表情が引き締まりました。

続いて側面も比較します。

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上:未整備 下:入線整備後
こちらも、カーテンやドアステッカーなどの取付により
だいぶ営業車っぽい表情が出ました。

という訳で、入線整備が完了し、
だいぶ実車に近い表情となったので、、
せっかくなので本線を走行します。。
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今回も夕日に照らされながらの走行です。
眺めるとニヤニヤしてしまいます。。
プロトタイプを8連貫通の1243Fとしたので、
編成が長く、急行灯を点灯している姿が似合いますね。


<余談>
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1243編成の入線整備を取り上げてきましたが、
実はもう1本入線整備をしていました。
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1345-1348号です。
1243Fが純粋な8両貫通編成でしたので、
中間車を供出して生まれた先頭のみの2連です。

基本的な整備内容は1243Fと同じですが、
連結器を自連型のNCB-Ⅱから
電連付の密連型CSD-90へ変更する過渡期に
見られた、改造準備工事が施された姿を
再現しています。
これにより、ジャンパ栓受を一部撤去し、
海側の床下に連解制御箱を艤装しています。

この形態が存在していた期間が短く、
ネット上でもなかなか画像がヒットしないので、
資料集めに苦心しましたが、
個人的には気に入っている形態です。

最後まで閲覧頂きありがとうございました。

ご訪問頂きありがとうございます。

前回の記事に引き続いて、
外出できない今のうちに、整備待ちであった
鉄コレの京浜急行1000形を整備していきます。
今回は前編です。

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今回は2019年末に限定販売された、
集中冷房車の新製時仕様を仕上げます。
購入時の様子やプロトタイプなどはこちらを参照ください。

また、京浜急行1000形の鉄コレ一覧は以下の通りであり、
今回は赤字部分の製品を整備します。

表 京急1000形の発売された鉄コレ一覧
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早速車両を出して、整備開始です。
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まずは車体周りから手を付けていきます。

最初は屋根から。
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CU71系の集中冷房装置は、発売前に公開された試作品の画像では
しっかりとシルバーで塗装されていましたが、
製品は無塗装で発売されました。

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よって、冷房装置をシルバーで塗装します。
右が塗装後です。

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車体への艤装後。
屋根上のダクトとの色の差が出てメリハリがつきました。

以降は、いつものメニューを淡々とこなします。
お次はパンタ。
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毎度お馴染みのPS16のようなパンタが載っていましたので、
GMのPT43Nに取替えています。

どんどん手を加えていきます。
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制御車の屋根上には誘導無線アンテナを取付けます。

側構体回りも手を入れます。
いつも通り、側引戸へはドアステッカーを貼付け。
懐かしい片引戸と丸形ステッカーの組み合わせですね。

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その他、車内へはカーテンを取付けます。
また、車番もインレタにて各車両へ貼り付けます。

プロトタイプは、、
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1243Fとしました。
最終増備編成ですね。
1200番代なのに8連貫通編成で登場し、
編成組換えを繰り返した後に、
最終的には6連に落ち着いた編成ですね。

また、最後まで残った6連編成であり、
現在は琴電で1307Fとして活躍中ですね。

個人的によく当たった編成でもありました。

整備に戻ります。
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車番のほかに、エンド標記もインレタで貼り付けます。

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また、中間車の貫通部はいつも通り貫通幌を取付けます。

デハ1246と1248号は追加で艤装するものがありますが、それは後程、、

また、連結器はトミックスのTNカプラーへ換装。
登場時ですので密自連形としています。

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先頭車については、追加で富士川製の3Dパーツに、
ジャンパホース取付等の加工を施した上で取付けます。
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左が取付後です。
右の未加工の時に比べて、表情がかなり引き締まりました。

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また、前回の1005Fからの改良点として、
ジャンパホースを黒色塗装しました。

これで、さらにメリハリが出ました。


続いて、点灯化を行います。
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まずは、制御車の全ての機器を取り外し、
前面裏側を黒塗装します。
ライト点灯時の光透過対策です。

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そして、毎度おなじみイズムワークス製のライトユニットを取付けます。
集電効率の向上を図るため、通電には銅テープを用い、
銅テープとライトユニット間は半田付けしています。

加えて、銅テープはコネクタ付のコードと接続しています。
これは、床下側との電気的な接続をコネクタで行うためです。

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これを車体に艤装します。

ライトユニットを取付けるスペースを確保するために、
前面ガラスの加工も行っています。

通電のテスト行います。
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まずは急行灯の尾灯表示。
OKですね。

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続いて前照灯と急行灯の優等列車表示。

こちらも良好です。

今回の整備はここまでとします。

次回(2/2)へ続く、、、

ご訪問頂きありがとうございます。
久しぶりの鉄コレの京浜急行1000形の入線整備です。

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2010年の限定版よりリリースされる度に導入している旧1000形。
整備が追い付いていない状態が続いていましたが、
ここ1年ほどは外出が出来ない分、車両整備が捗っていますので、
備忘録として記事にしていきます。

表 京浜急行1000形の発売された鉄コレ一覧

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今回は上の表内の赤字に示す、2015年一般発売分の4連の入線整備を行います。

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写真は整備済みですが、パッケージです。
分散冷房車4両セットAとして発売されていますが、
2021年現在B以降はリリースされていません。

プロトタイプは1005Fの貫通化の後、
冷房改造が行われた昭和58年11月から、
平成2年12月の北総へリースされるまでの末期仕様です。


早速、手を入れていきます。
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まずは、標記類から。
オープンパッケージ版は車番が印刷済みなので、楽で助かります。
ドアステッカーの貼付けと、カーテンの取付を行います。
カーテンは富士川のものを使用。

同時に、誘導無線アンテナの取付も行います。
以前はトレジャータウンの金属製のものを取付けていましたが、
資金難のため、純正品を取付け。

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また、車端部はエンド標記の貼付け。
エンド標記は意外と目立ちますよね。
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また、貫通路には貫通幌を取付け。
トミックスの485系用を加工して取付けています。
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続いてパンタの取替えです。
毎度おなじみGMのPT43Nを取付けます。

余談ですが、最近はPT43の在庫を見ることがなくなりましたね。

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続いて、連結器の取替です。
旧1000形は平成元年より連結作業簡素化のために、
密自連→密連へ交換していますが、
1005Fが属するBグループは連結器が密連に交換されることなく、
引退していますから、密自連のTNカプラーに取替えます。

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先頭連結器は、富士川製の琴電用の3Dパーツに、
ジャンパ栓を取付けるなどの加工を行って取付けます。

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取付後。
これでグッとお顔が引き締まりました。
THE昭和の京急旧1000形の顔です。
品川方と浦賀方で引き通し線の位置が異なるため、
種別は2種類用意して取付けています。

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一応、連結時に問題がないかを確認します。
この時にお互いのワタリ線を接続できれば
かっこいいのですが模型ではなかなか難しいですね。


この編成は、編成の中間に入る組成を想定していますから、
点灯化は見送ります。

ということで、入線整備が完了です。
各車両を見ていきます。
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まずは1005号。
浦賀方の先頭車です。
Bグループですから、M2cu車です。
先述の通り、編成の中間に入るため、点灯化は見送っています。
車番を見てわかる通り実車の新製は、昭和34年とBグループの最初期ロットですが、
貫通化は昭和47年と遅かったため、非貫通時代が長かった編成です。
M2cuですから、車体側へのジャンパ栓受等が無くすっきりとしていますね。
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続いて1006号。M1u車。
加工メニューは先述の通り。
連結妻のRが緩いのが前期製造編成の特徴ですね。

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1007号。M1s車。
品川方2両をM1-M2csとする組成は、最終編成まで変わっていませんね。

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最後は1008号。M2cs車。
M2cs車はこれが初めての製品化ですね。

見付上の大きなポイントは車体下部のジャンパ栓受ですね。
山側に4つと、海側に1つあります。
当初は、山側のみ引き通し用の3連が設置されていましたが、
冷改に伴い、冷房指令と自動幕指令のジャンパが追加された姿ですね。

という訳で、1005Fの入線整備は以上です。


最後に、自連時代をプロトタイプとした製品を比較します。
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一部、整備中の車両もいますが、比較です。
現在、鉄コレでは、以上の4形態が製品化されています。
再現した時代は一概に同じではありませんが、
前面窓の寸法、ジャンパ栓受の設置数など差異を見比べるのは楽しいですね。
モデルにした時代が一番新しい1008号は全体的に搭載機器が賑やかですね。

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続いて、屋根上も観察します。
やはり、先頭部の雨樋や通風器、冷房機の形状など形態差が面白いですね。
誘導無線アンテナの設置位置は、
冷房の位置に振り回されているのがよくわかりますね。

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最後に側構体。
新1000形のように製造時期による窓配置等の
大きな部分の構造に変更点はありませんが、Hゴムの色や種別幕の
取付位置などはバラエティに富んでいますね。
また、当初より種別幕と行先幕の両方を海山両側面に搭載したのは、
Fグループの最末期である1341F以降の製造分ですが、
Bグループの1008号にあるのは、更新工事時に追設された姿を再現したためですね。


ところで、Bグループで冷房改造後の姿を再現したのは、
2010年に京急百貨店で発売されたものと同じですが、
先述のジャンパ栓受の表現以外にも一部異なる場所があります。
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左:一般販売版(2015年)右:限定版(2010年)
一つは、車体色です。
一般販売版の方が明度が低くなっています。
というか、限定版は成形色に近い色です。

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上:一般販売版(2015年)下:限定版(2010年)
通風器とクーラーキセの色も明度が低くなっています。
併結すると車体色と相まって遠目からも結構目立ちますが、
検明けっぽくて個人的には好きなのでこのままでいきます。。

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少しずつですが、整備が追い付いてきました。

この調子で残りの旧1000形と旧600形、700形も仕上げたいものです。。


最後まで閲覧いただきありがとうございました。


ご訪問いただきありがとうございます。。
前回記事からの続きです。。
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マイクロエース113系0/1000番台湘南色幕張電車区S62編成6両セットの入線整備中です。。
幕張区には90年代までは湘南色の113系が所属していましたが、一旦消滅後当該のS62編成にて再び復活しましたね。。
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前回の記事で一通りの加工が終了したので、今回は各車を見ていきます。
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まずは1号車、千葉方の制御不随車であるクハ111-1450から。
加工内容は前回記事内で紹介した通りです。
実車は川重で製造後、1977年の新製配備から2011年の廃車まで一貫して幕張所属でした。
番代区分では所謂1000’代に当たります。。
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やはり、特徴的なのは1000'代特有の前面配置。タイフォンが尾灯の標識灯横に設置された前面形状がトレードマークですね。。
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また、この車両の特筆すべき点は側面にもあります。。
このクハ111-1450は、1000'代であるのに側引戸に戸袋点検蓋が取付いていた車両です。。
これに伴い、車番がオフセットされた位置に表記されていたのも特徴的でした。。
製造当初から設置されていた2000代を製品化したカトーとトミックスは戸袋点検蓋はモールド再現でしたが、当製品では金型流用の為、印刷表現となっています。。

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また、少し戸袋点検蓋についてお話します。。
113系は2000代と1500代が新製時より設置されており、静岡区やJR東海へ継承された113系はのちに設置改造が行われました。。
JR東日本へ継承された113系は設置されなかった車両の方が多く、末期では編成組換によって上の写真のように戸袋点検蓋の存在する車両と存在しない車両の混結組成も多くありました。。
ただ例外として後に後付けされた車両も存在しており、件のクハ111-1450やクハ111-1443、クハ111-1448、1264MM’ユニット等が該当します。
どのような判断で1000’代の一部のみに戸袋点検蓋が設置されたのかは不明ですが、S62編成内のクハ111-1450はこの特記すべきグループに該当します。

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続いて、2号車のモハ112-1253。
同車も川重製で、1977年の新製配備から2011年の廃車まで幕張区一筋でした。
加工内容は前回記事に示した通りです。
こちらも1号車のクハ111-1450と同じく1000’代です。
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1000’代の中間車は、クーラー隣に設置されているベンチレータの取付位置が他の番代に比べて外側に取付いているのが特徴ですね。。
比較用の車両が無いので分かり難いですが、製品でもしっかりと再現してくれています。。

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続いて、3号車のモハ113-1253。
同車も川重製で、1977年の新製配備から2011年の廃車まで幕張区一筋でした。
加工内容は前回記事に示した通りです。
製品では動力車となっています。。
屋根に目をやると前の2両とは異なり、AU75Eを搭載している姿を再現しているようで、シルバー塗装されています。。
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S62編成は編成内にグレー塗装のAU75Bとシルバー塗装のAU75Eが混在しており、製品では前者がクハ111-1450、モハ112-1252、モハ112-1254に艤装されています。。
しかし、クーラーは時期により入れ替わりが激しいのでいつ頃の時代を再現しているのか調べたところ最末期をプロトタイプとしているようです。

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続いて、4号車のモハ112-1254。
同車も川重製で、1977年の新製配備から2011年の廃車まで幕張区一筋でした。
加工内容は前回記事に示した通りです。
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モハ112-1000’代は妻鋼体の配電箱が、腰部に大型のものが設置されていますが、製品では他の番代との金型共通の様で再現されていません。。
今回は見逃しますが、部品等があったら変更する予定です。。
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続いて、5号車のモハ113-1254。
同車も川重製で、1977年の新製配備から2011年の廃車まで幕張区一筋でした。
加工内容は前回記事に示した通りです。
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紹介が遅れましたが、幕張区のSが付く編成は、1999年以降にリニューアル改造が施工されており、各機器の更新が為されているのが特徴ですね。。当然S62編成も該当します。。

外観上の大きな特徴の1つとして、MGの撤去及びSIVへの換装が挙げられますね。。
製品でも再現されてますが、形状がかなり微妙でした。。
加えて、乾燥されたCPもかなり微妙な形状でした。。
これらも、3Dパーツ等で正規品が出るのを待つことにします。。
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最後は、編成内で唯一の0’代であり、生え抜きの幕張所属ではないクハ111-249です。
製造は他の5両と同じく川重で、1977年に静岡へ新製配備後、国府津を経て幕張で2011年に廃車されています。
加工内容は前回記事の通りです。
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特徴的なのが0’代の整ったお顔。
1000’代や1500代などの派生形式が多かった幕張区の中で貴重な正統派の東海顔です。。
現在は、長野総合車両センター内で信州色となって前頭部のみ保存されてますが、湘南色が似合いますね。。

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また当該車は、最終全検出場時に信号炎管が緑で塗装された事でも有名な車両でした。。
さすがはマイクロさん、きちんと再現してきています。。

という訳で、一通り入線整備が完了しました。。

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夕焼けの中を少し走らせてみました。。
カッコいい。。
行先表示器は鳳車両のものを買ってはいますが、どの行先にしようか悩んでおり今回は全て白幕です。。

最後まで閲覧いただきありがとうございました。

ご訪問ありがとうございます。
久しぶりの鉄道模型記事です。

外出自粛している分、加工待ちであった車両の入線整備が捗ります。。

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今回はマイクロエース製の113系0/1000番台湘南色幕張電車区S62編成6両セットの入線整備を行いました。。
113系は前よりコレクションに加えたいと思っていた形式であるので、今回は待望の導入となりました。。
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プロトタイプとなったS62編成は、幕張区最後の113系6連編成であり、また最終全検出場時に湘南色に変更された事でも有名な編成ですね。。
引退から9年近く経ちます。
個人的に当時は外房線沿線への用事が多かったのですが、その際に比較的よく当たった編成でもありました。
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早速、開封です。
113系は各社から発売されていますが、1000’代の制御車を含む編成を発売しているのは大昔のTOMIXとマイクロエースのみで、このS62編成はもう一方の制御車が0’代であることから、この製品を購入しました。。
編成中に2つの顔を楽しめる面白い組成ですね。
製品では「幕張電車区」を謳っていますが、2004年に幕張車両センターへ改称されています。。

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早速入線整備を始めていきましょう。。
まずは、前面周りです。。
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ダミーカプラー・スカートを取り下ろして、TNカプラーを取付けます。
今回は、165系用のスカート(PZ-107)に新発売の153系用のTNカプラー(JC6346)を加工の上取付けました。
JC6346は胴受寸法の見直しやMR配管を再現した画期的なTNカプラーですね。。
重宝します。。
加えて、カプラー直下にATS-P車上子を取付けています。

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車体へ取付けます。
車体取付時に干渉するモールド類は撤去して、垂れ下がりのないように調整します。。
また、前位台車後部にはATS-Sn車上子も取付、これで保安はばっちりです。。
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車上子なんて走らせると基本的には見えないので自己満足なのですがね、、
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塗装前ですが、TNカプラー艤装時。。
床下がかなり引き締まりましたね。。

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また、幕張区の113系のうち、リニューアル改造が施された車両には、LED式の列番表示器が取付けられているので、、

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トレジャータウン製の列番表示器を黒く塗装した上でライトユニット内に取付けています。。
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拡大しないとわかりづらいですが、きちんとLED式の列番表示器が艤装されています。
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これで、顔周りはかなり引き締まりました。

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また、毎度お馴染みの各種インレタを貼り付けていきます。。
優先席表記と戸袋窓への広告インレタを転写。
千葉支社の車両はドアステッカーが少ないので寂しいイメージを受けます。。
また、リニューアル車の後位客室には車いすスペースが設けてありましたが、この表記は製品出荷時より印刷済みであるため存置させています。。

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また、側窓内のカーテン取付も行っています。。
続いては床下。。
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113系等の車両の1、3位床下車端部にはエア配管のコックユニットが設置されています。。

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よって、密連形TNカプラーに銀河モデルの床下配管を取付けて車体へ艤装します。。

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取付後、いい感じです。。
スペースの都合上、車間わたり線は省略しています。。
また、制御車の床下にはトイレタンクが付いているため、、

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当該部位のみは床下配管を省略してトイレタンクを艤装しています。。

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取付部、いい感じですね。。

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これにて一通りの入線整備は完了!
鉄コレに比べて重い加工が少ないのが助かります。。

次回は完成した各車を見ていきます。。

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