ご訪問頂きありがとうございます。
久しぶりの鉄コレの京浜急行1000形の入線整備です。
2010年の限定版よりリリースされる度に導入している旧1000形。
整備が追い付いていない状態が続いていましたが、
ここ1年ほどは外出が出来ない分、車両整備が捗っていますので、
備忘録として記事にしていきます。
表 京浜急行1000形の発売された鉄コレ一覧
今回は上の表内の赤字に示す、2015年一般発売分の4連の入線整備を行います。
写真は整備済みですが、パッケージです。
分散冷房車4両セットAとして発売されていますが、
2021年現在B以降はリリースされていません。
プロトタイプは1005Fの貫通化の後、
冷房改造が行われた昭和58年11月から、
平成2年12月の北総へリースされるまでの末期仕様です。
早速、手を入れていきます。
まずは、標記類から。
オープンパッケージ版は車番が印刷済みなので、楽で助かります。
ドアステッカーの貼付けと、カーテンの取付を行います。
カーテンは富士川のものを使用。
同時に、誘導無線アンテナの取付も行います。
以前はトレジャータウンの金属製のものを取付けていましたが、
資金難のため、純正品を取付け。
また、車端部はエンド標記の貼付け。
エンド標記は意外と目立ちますよね。
また、貫通路には貫通幌を取付け。
トミックスの485系用を加工して取付けています。
続いてパンタの取替えです。
毎度おなじみGMのPT43Nを取付けます。
余談ですが、最近はPT43の在庫を見ることがなくなりましたね。
続いて、連結器の取替です。
旧1000形は平成元年より連結作業簡素化のために、
密自連→密連へ交換していますが、
1005Fが属するBグループは連結器が密連に交換されることなく、
引退していますから、密自連のTNカプラーに取替えます。
先頭連結器は、富士川製の琴電用の3Dパーツに、
ジャンパ栓を取付けるなどの加工を行って取付けます。
取付後。
これでグッとお顔が引き締まりました。
THE昭和の京急旧1000形の顔です。
品川方と浦賀方で引き通し線の位置が異なるため、
種別は2種類用意して取付けています。
一応、連結時に問題がないかを確認します。
この時にお互いのワタリ線を接続できれば
かっこいいのですが模型ではなかなか難しいですね。
この編成は、編成の中間に入る組成を想定していますから、
点灯化は見送ります。
ということで、入線整備が完了です。
各車両を見ていきます。
まずは1005号。
浦賀方の先頭車です。
Bグループですから、M2cu車です。
先述の通り、編成の中間に入るため、点灯化は見送っています。
車番を見てわかる通り実車の新製は、昭和34年とBグループの最初期ロットですが、
貫通化は昭和47年と遅かったため、非貫通時代が長かった編成です。
M2cuですから、車体側へのジャンパ栓受等が無くすっきりとしていますね。
続いて1006号。M1u車。
加工メニューは先述の通り。
連結妻のRが緩いのが前期製造編成の特徴ですね。
1007号。M1s車。
品川方2両をM1-M2csとする組成は、最終編成まで変わっていませんね。
最後は1008号。M2cs車。
M2cs車はこれが初めての製品化ですね。
見付上の大きなポイントは車体下部のジャンパ栓受ですね。
山側に4つと、海側に1つあります。
当初は、山側のみ引き通し用の3連が設置されていましたが、
冷改に伴い、冷房指令と自動幕指令のジャンパが追加された姿ですね。
という訳で、1005Fの入線整備は以上です。
最後に、自連時代をプロトタイプとした製品を比較します。
一部、整備中の車両もいますが、比較です。
現在、鉄コレでは、以上の4形態が製品化されています。
再現した時代は一概に同じではありませんが、
前面窓の寸法、ジャンパ栓受の設置数など差異を見比べるのは楽しいですね。
モデルにした時代が一番新しい1008号は全体的に搭載機器が賑やかですね。
続いて、屋根上も観察します。
やはり、先頭部の雨樋や通風器、冷房機の形状など形態差が面白いですね。
誘導無線アンテナの設置位置は、
冷房の位置に振り回されているのがよくわかりますね。
最後に側構体。
新1000形のように製造時期による窓配置等の
大きな部分の構造に変更点はありませんが、Hゴムの色や種別幕の
取付位置などはバラエティに富んでいますね。
また、当初より種別幕と行先幕の両方を海山両側面に搭載したのは、
Fグループの最末期である1341F以降の製造分ですが、
Bグループの1008号にあるのは、更新工事時に追設された姿を再現したためですね。
ところで、Bグループで冷房改造後の姿を再現したのは、
2010年に京急百貨店で発売されたものと同じですが、
先述のジャンパ栓受の表現以外にも一部異なる場所があります。
左:一般販売版(2015年)右:限定版(2010年)
一つは、車体色です。
一般販売版の方が明度が低くなっています。
というか、限定版は成形色に近い色です。
上:一般販売版(2015年)下:限定版(2010年)
通風器とクーラーキセの色も明度が低くなっています。
併結すると車体色と相まって遠目からも結構目立ちますが、
検明けっぽくて個人的には好きなのでこのままでいきます。。
少しずつですが、整備が追い付いてきました。
この調子で残りの旧1000形と旧600形、700形も仕上げたいものです。。
最後まで閲覧いただきありがとうございました。
久しぶりの鉄コレの京浜急行1000形の入線整備です。
2010年の限定版よりリリースされる度に導入している旧1000形。
整備が追い付いていない状態が続いていましたが、
ここ1年ほどは外出が出来ない分、車両整備が捗っていますので、
備忘録として記事にしていきます。
表 京浜急行1000形の発売された鉄コレ一覧
今回は上の表内の赤字に示す、2015年一般発売分の4連の入線整備を行います。
写真は整備済みですが、パッケージです。
分散冷房車4両セットAとして発売されていますが、
2021年現在B以降はリリースされていません。
プロトタイプは1005Fの貫通化の後、
冷房改造が行われた昭和58年11月から、
平成2年12月の北総へリースされるまでの末期仕様です。
早速、手を入れていきます。
まずは、標記類から。
オープンパッケージ版は車番が印刷済みなので、楽で助かります。
ドアステッカーの貼付けと、カーテンの取付を行います。
カーテンは富士川のものを使用。
同時に、誘導無線アンテナの取付も行います。
以前はトレジャータウンの金属製のものを取付けていましたが、
資金難のため、純正品を取付け。
また、車端部はエンド標記の貼付け。
エンド標記は意外と目立ちますよね。
また、貫通路には貫通幌を取付け。
トミックスの485系用を加工して取付けています。
続いてパンタの取替えです。
毎度おなじみGMのPT43Nを取付けます。
余談ですが、最近はPT43の在庫を見ることがなくなりましたね。
続いて、連結器の取替です。
旧1000形は平成元年より連結作業簡素化のために、
密自連→密連へ交換していますが、
1005Fが属するBグループは連結器が密連に交換されることなく、
引退していますから、密自連のTNカプラーに取替えます。
先頭連結器は、富士川製の琴電用の3Dパーツに、
ジャンパ栓を取付けるなどの加工を行って取付けます。
取付後。
これでグッとお顔が引き締まりました。
THE昭和の京急旧1000形の顔です。
品川方と浦賀方で引き通し線の位置が異なるため、
種別は2種類用意して取付けています。
一応、連結時に問題がないかを確認します。
この時にお互いのワタリ線を接続できれば
かっこいいのですが模型ではなかなか難しいですね。
この編成は、編成の中間に入る組成を想定していますから、
点灯化は見送ります。
ということで、入線整備が完了です。
各車両を見ていきます。
まずは1005号。
浦賀方の先頭車です。
Bグループですから、M2cu車です。
先述の通り、編成の中間に入るため、点灯化は見送っています。
車番を見てわかる通り実車の新製は、昭和34年とBグループの最初期ロットですが、
貫通化は昭和47年と遅かったため、非貫通時代が長かった編成です。
M2cuですから、車体側へのジャンパ栓受等が無くすっきりとしていますね。
続いて1006号。M1u車。
加工メニューは先述の通り。
連結妻のRが緩いのが前期製造編成の特徴ですね。
1007号。M1s車。
品川方2両をM1-M2csとする組成は、最終編成まで変わっていませんね。
最後は1008号。M2cs車。
M2cs車はこれが初めての製品化ですね。
見付上の大きなポイントは車体下部のジャンパ栓受ですね。
山側に4つと、海側に1つあります。
当初は、山側のみ引き通し用の3連が設置されていましたが、
冷改に伴い、冷房指令と自動幕指令のジャンパが追加された姿ですね。
という訳で、1005Fの入線整備は以上です。
最後に、自連時代をプロトタイプとした製品を比較します。
一部、整備中の車両もいますが、比較です。
現在、鉄コレでは、以上の4形態が製品化されています。
再現した時代は一概に同じではありませんが、
前面窓の寸法、ジャンパ栓受の設置数など差異を見比べるのは楽しいですね。
モデルにした時代が一番新しい1008号は全体的に搭載機器が賑やかですね。
続いて、屋根上も観察します。
やはり、先頭部の雨樋や通風器、冷房機の形状など形態差が面白いですね。
誘導無線アンテナの設置位置は、
冷房の位置に振り回されているのがよくわかりますね。
最後に側構体。
新1000形のように製造時期による窓配置等の
大きな部分の構造に変更点はありませんが、Hゴムの色や種別幕の
取付位置などはバラエティに富んでいますね。
また、当初より種別幕と行先幕の両方を海山両側面に搭載したのは、
Fグループの最末期である1341F以降の製造分ですが、
Bグループの1008号にあるのは、更新工事時に追設された姿を再現したためですね。
ところで、Bグループで冷房改造後の姿を再現したのは、
2010年に京急百貨店で発売されたものと同じですが、
先述のジャンパ栓受の表現以外にも一部異なる場所があります。
左:一般販売版(2015年)右:限定版(2010年)
一つは、車体色です。
一般販売版の方が明度が低くなっています。
というか、限定版は成形色に近い色です。
上:一般販売版(2015年)下:限定版(2010年)
通風器とクーラーキセの色も明度が低くなっています。
併結すると車体色と相まって遠目からも結構目立ちますが、
検明けっぽくて個人的には好きなのでこのままでいきます。。
少しずつですが、整備が追い付いてきました。
この調子で残りの旧1000形と旧600形、700形も仕上げたいものです。。
最後まで閲覧いただきありがとうございました。
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